THE NORTH FACE

画像提供:株式会社GOLDWIN様


1960年代にアメリカ・サンフランシスコでダグ・トンプキンスにより創業された世界的アウトドアメーカーです。ブランドの名前が示すように、険しい北壁を登攀するのにも耐えうる優れた製品であることは当然ながら、シャープでデザイン性にも優れており、多くの方に愛されています。

また、製品開発や改良における熱意、着用時における細かな配慮、環境へのアプローチなどノースフェイスを知れば知るほど感動を覚えるブランドの一つです。 お洒落に決めてアウトドアをライトに楽しみたい方から、シビアな環境でのアクティビティを本格的に追及される方まで、すべてのお客様に満足いただける技術とデザインに裏付けられたブランドです。


Prologue
2008年、THE NORTH FACEは創業40周年を迎えました。
ブランド40周年を記念した展覧会のテーマである"DO MORE WITH LESS"とは、「最小限のエネルギー・物質で、最大限の機能を引き出す」ということ。私たちがものづくりの原点としている言葉です。 1968年にサンフランシスコで産声を上げたTHE NORTH FACEは、当初小さなメーカーでしたが、 まもなく発売したスリーピングバッグにより高い信頼を獲得するようになります。 高品質なだけでなく、最低何度の気温まで快適に使用できるかという「最低温度規格表示」を明記したことが反響を呼びました。 折しも、ベトナム戦争が泥沼化していた時代。物質文明中心の社会や既存価値に対するカウンターカルチャーが隆盛を極めつつありました。 鋭敏な感覚を持った若者たちは街を出て、自然へと回帰して行きます。そんな彼らのエネルギーと、 常識にとらわれないTHE NORTH FACEのスタイルが共鳴し、やがてバックパッキングブームが巻き起こります。 1970年代初頭には、20世紀のレオナルド・ダヴィンチと称されるバックミンスター・フラーとの鮮烈な出会いがありました。 そして、彼の提唱するジオデシック(大円上の2点間の最短距離からなる総三角形化)と テンセグリティ理論(真の構造は連続した張力が不連続な圧縮力を統合する相互作用〈シナジー〉からなる)に基づいた世界初のドーム型テントを開発します。 このテントは1976年、イギリス・カナダ合同隊によるパタゴニア遠征で伝説を残しています。

40年の間、私たちはスリーピングバッグやウェア、テント、バッグなどの製品づくりを通して、アウトドアの限界点を高めてきました。 「自然を模倣するのではなく、自然に存在する複数の原理感の相互作用を調整し、これまでにない新しい機能を引き出す」 フラーが唱えた"デザインサイエンス"の理念は、幾人かの経営者に受け継がれ、いまもブランドの根底に息づいています。

「人類は地球のために成功するようにデザインされている」とフラーは言います。

自然と宇宙の関わり方が直視されている今、"デザインサイエンス"の概念に触れていただくために"DO MORE WITH LESS"展は開催されました。

次の世代に正しい自然との関わり方、人との関わり方、ものを大事にする気持ちを伝えて行くこと。それがTHE NORTH FACEのミッションです。

引用 - NORTHFACE公式サイト