COLUMN

六甲全山縦走に行ってきました!!

いつもシェルパをご利用いただきまして、ありがとうございます。
シェルパ熊本店の阿南志武喜です。

新型コロナウイルスにより2020年に予定していました海外企画がすべて没になってしまい意気消沈中。なかなか皆様と一緒に山に行く機会がなくなってしまいました。冬からは一緒に山に行けるように企画していこうと思います。その時はよろしくお願いします。またリクエストなどございましたら教えてください。

[UNIFLAME」展示会

神戸にてキャンプメーカーのナショナルブランドである「UNIFLAME」の来年度展示会が行われましたのでそちらに行ってきました。
新型コロナウイルスの対策として体温測定・アルコール消毒・健康チェック表・時間割の入館などをクリアして宝の山が広がる会場へ。
細かい内容などは伝えることができませんが、帰ったら早速みんなでBBQがしたくなる商品群でした。
この辺りは2021年春の店頭ラインナップをお楽しみに!

UNIFLAMEの商品はこちらからご覧いただけます

どちらにウエイト?

展示会での入館時間の制限が12:15だったのでそのまま帰熊するにはもったいないとの考えから、あらかじめ公休をくっつけてどこかの山に登ろうと計画を企てていました。
会社によっては公私混同するから一度帰らないといけないとも聞いたりします。確かにこの内容ではどちらにウェイトがあるか一目瞭然なので少し耳が痛いご意見ですね。(笑)

神のお告げ?!

関西エリアで私が行きたいと考えていたところです。
・武奈ヶ岳(冬に敗退したので) 
・大台ヶ原(なんとなくバリュー感がある) 
・京都一周トレイル(2周目) 
・ダイヤモンドトレイル(憧れ)

その中でも今回は最後の最後まで迷いダイヤモンドトレイルに行くつもりで職場のPCにてコースをプリントアウトし、交通アクセス・宿・給水ポイント・YouTubeにて動画でのコースイメージを済ませて「よし寝よう!」と寝床についたら…
神のお告げがあり「六甲全縦に行け!」という声が聞こえたので急遽行き先を決定した感じとなりました。
皆さんにもそんな時ありますよね?

「あまりにも無計画!」とお叱りを受けそうですがそこはご愛嬌という事で許してください。

実は六甲全縦については毎年神戸市が主催するイベントに丁度、ひと干支昔に参加したことがあり、その時に初めてトレイルランっぽい活動をした記憶があります。
その時の公式は56kmあったと記憶しているのですが今は42kmや47kmなど様々に表現されています。

いざ!

展示会が終了して阪神電車に乗りスタート地点の須磨浦公園駅まで移動。とにかく11月中旬なのに異常なほど暑い。気温は22度。
(これは映画の煉獄さんの影響だろうか。よもやよもやだ)

活動ウェアはTシャツと短パン。パックの中には1泊2日の着替えとヘッドランプや行動食、地図は携帯、念のためにGPS、展示会でいただいた貴重な資料を背負い13:50から登りだしました。とにかく暑い!汗がとどまることを知らず頭に蛇口を付けたようなしたたり様。

備えたスポーツドリンクが気持ちよいほど体中にしみ渡っていきます。

小さい山のアップダウンを繰り返し行うがその上り下りも階段など人工的な部分が多いコースとなっています。

ルートにおいては常に六甲全山縦走路の道標があるのでコースを間違うこともなく目の前の道をただただ進みます。

須磨アルプスの部分だけが急にアルペン的な雰囲気となり、「映える」セクション。風が強いと砂の吹き上げがきつく嫌な場所だそう。

結局この日は10km先の鵯越駅で予定終了。翌日はここからのスタートとなります。

電車で三宮へ戻り、Tシャツ短パンの格好で街をうろつく姿は11月中旬にしては違和感があり冷たい視線にようやく冬らしい寒さを感じました。

チェックイン後、体に負担がないものを外で食べて体力回復に努めようと大好きな蕎麦屋に入ったら、そこはなんと立ち食い食堂でゆっくり味わうことも出来ず、肉体も精神面も疲れた食事となってしまいました。またもや「よもやよもやだ」。

2日目

2日目は、早朝から移動して昨日の続き鵯越駅を6:50からスタートしました。

目標は無事に宝塚まで進んで今日中の新幹線で熊本に帰ることです。約30kmの道のりがスタート。

前半戦の菊水山・鍋蓋山・摩耶山が難敵で、登った分だけ下る泣きたくなるセクション。
特に摩耶山に登る稲妻坂は以前足が攣って泣きながら登った場所。
12年の経験を経て攣らないようにだましながら登る事を体得していたのでひん死状態だったものの掬星台にどうにか到着。
自販機でコーラを買ってエネルギーと水分を一気に補給。

そしてここから先はまだ20キロ残っているものの、ロードと下りがメーンになる為すでに終わったかのような充実感でくつろいでから六甲山へ向かいました。
この辺りは道路を走ることも多くトレイルランナーにとっては面白くないセクションだと思われます。
気を付けるべきは、足の疲れよりも車との接触事故でした。

ゴルフ場や別荘地の間を抜けて六甲山の山頂につきました。
風があり汗が冷えるものの天気は良く眺めも素晴らしい。

ここからは宝塚までの下り15kmだけとなる。もはや気分はウィニングランにも似た感じでした。

途中で足が攣り山中に私の悲鳴が響いたもののどうにか回復して宝塚に下山できました。

風呂にも入れて新幹線にも乗れてGOTOクーポンで神戸牛の駅弁も食えて山の充実感もあり、そして素晴らしい商品とも出会えて満足な2日間でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

お店で皆さんの話を伺うことでエネルギーを分けていただいております。皆様の体験記をまたお話しできたらうれしいです。

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