finetrack
画像提供:株式会社finetrack様
2004年に神戸でスタートしたファイントラックは、日本での製造にこだわった高品質なウェアの展開を行うのみならず、「遊ぶ」ことを大切に考え、革新的で実用的なアイテムを次々を開発し、多くの熱狂的なファンが多いブランドです。
シビアな環境で利用する登山ウェアの性能は、時によっては命にかかわります。 そうした過酷な環境下での利用などを熟練した「本気で遊ぶ」企業が企画・開発し、日本製の高品質で、登山を楽しまれる方々の安全を守ります。 すでに沢登りや渓流釣りをされる方や、登山をされる方では「マスト」なアイテムとして認識している方も非常に多いのではないでしょうか。
自然相手の遊びを、快適・安全に過ごすための商品を作っている企業。 それがファイントラックです。
スタートは、非常にシンプルな思いから。
金山洋太郎が国内屈指のアウトドアメーカーでの経験を経て「どこにもないまったく新しいモノを」という思いでスタートしたのがfinetrackです。
少年時代から登山一筋。死さえも覚悟するクライミングを幾度となくしてきた彼自身には、アウトドアスポーツへの情熱が人一倍ありました。そしてバックカントリースキー、MTB、カヤック、釣りなど、ジャンルごとに壁を作らず、それぞれを本気で遊ぶことも忘れない時間を過ごしてきました。
そんなアウトドアスポーツに造詣が深い金山は、同時に繊維のプロでもありました。日本の繊維界を築いてきた大阪の街で徹底的に鍛え上げられ、メーカーの開発セクションを統括するベテランの域に達してからは取引先の繊維メーカーの新人たちを逆に教育するというようなこともありました。金山は自身の経験からフィールドで陥る可能性のある危機的状況、そしてそれを回避するための道具にはどのような機能が必要かを知っていました。アイデアは大胆かつ斬新なものでしたが一介のサラリーマンという立場では踏み込める領域に限界がありました。
「自分のアイデアで納得するものを創りたい」
その決意を固めてから、2年の構想を経て「遊び手が創り手」のビジネスモデルをつくりあげ、finetrackがスタート。2004年1月のことでした。
引用 - finetrack