行縢山(むかばきやま) 宮崎県延岡市 標高:829m
山情報
四季を通じて楽しめる、延岡市のシンボル「行縢山」
写真:麓から眺める行縢山の岩峰 撮影:宮崎店 中野
宮崎県延岡市に位置する行縢山は、その独特な形状が、馬に乗るときの道具「縢」に似ていることからその名がついたと言われています。標高829.9mのこの山は、近隣に住む方々の遠足の山としても親しまれており、登山道も整備され、アクセスも良く、展望も素晴らしいことから、一年を通じて多くの方が訪れています。
春にはツツジなどの花の山としても人気が高く、ツツジだけでなく5月中旬頃に咲くササユリを目当てに訪れる方も非常に多い山です。
「日本の滝百選」に選ばれている「行縢の滝」
行縢山への登山道の途中から、滝つぼまで行くことが出来る行縢の滝は、行縢山の雄岳と雌岳の間を落ちる落差77mの滝で「日本の滝百選」に選ばれています。 初めて訪れる方は、是非滝の下まで訪れて、圧倒的な高さを持つ迫力を味わってみましょう。
断崖絶壁からの眺望が素晴らしい山頂
行縢山の山頂に付くと、足がすくむような断崖絶壁の向こうに延岡の美しい風景や日向灘をゆっくりと眺めることができ、周囲を見渡すと、比叡山や大崩山、遠くは西米良方面の市房山など、素晴らしい展望で飽きる事がありません。 十分なスペースもありますので、ゆっくり食事をとって、断崖絶壁からの大展望を楽しみましょう。 標高が低いにも関わらずこれだけの展望が望める場所はとても貴重です。
駐車場・トイレについて
駐車場は登山口付近にありますが、賑わって混雑していることもあります。春など賑わいの多いシーズンは、早めに到着するようにしましょう。
トイレは登山口近く「行縢神社バス停」すぐそばにあります。
トイレは登山口近く「行縢神社バス停」すぐそばにあります。