高千穂峰(たかちほのみね) 霧島山系 標高:1,574m

山情報

どこから眺めても美しく、坂本龍馬も訪れた名峰「高千穂峰」

写真:韓国岳から眺める新燃岳(手前)と高千穂峰(奥) 撮影:シェルパスタッフ


霧島連山に位置する高千穂峰は、どの角度から眺めても美しい山容で、多くの方々に親しまれているシンボルのような山です。 天孫降臨の伝説の場所としても知られており、山頂には伝説にちなんだ天の逆鉾が立てられています。
複数の登山ルートから登ることが出来ますが、最も道迷いが少なく登れるのは、高千穂河原ビジターセンターからお鉢の横を通過して山頂を目指すルートではないでしょうか。 その他に、天孫降臨登山口からの天孫降臨ルート等も、この山の魅力を存分に感じることが出来ます。

龍馬がお姉さんに宛てた手紙にも記載されている名峰です

山頂に祀られた「天の逆鉾」を引き抜いた、馬の瀬を通る際に「お龍」の手を取り歩いた、咲き誇るミヤマキリシマに感動したなど、坂本龍馬が姉の乙女へ宛てて書いた手紙にも出てきます。魅力満点の高千穂峰では、登山道を歩きながら昔の偉人に思いを馳せるのも良いでしょう。

ミヤマキリシマでピンクに染まるられる季節は最も賑わうシーズンです

5月下旬から6月上旬にかけて咲くミヤマキリシマのシーズンは、山肌が花の色に染まり、非常に美しく、最も人気です。 ミヤマキリシマが山肌を彩る美しい時期は、是非一度訪れてみてください。

大迫力のお鉢

高千穂峰のお鉢は直径約600mで、活火山のため大迫力です。
高千穂河原ビジターセンターからのコースでは、このお鉢の縁を歩いて山頂へ向かいます。
なお、このコースでは急な登りが続きます。 ゆっくり一歩一歩進みながら山頂を目指しましょう。
また下りは、急ですので、慌てず慎重に滑らないように下山しましょう。

御来光登山のおまけは、霧島連山に映る高千穂峰の影

高千穂峰は独立峰で、山頂からは360度の展望が楽しめます。御来光登山にも人気が高く、早朝には霧島連山に映る高千穂峰の影が、巨大なピラミッドのような形に映し出され、素晴らしい景色を堪能することができます。

駐車場・トイレについて

各登山口に駐車場がありますが、高千穂河原ビジターセンターは有料です。
駐車場横にトイレがありますので、登山を開始する前に済ませておきましょう。

高千穂峰に登るルート

高千穂河原~山頂へのコース
高千穂峰を登るのに最もポピュラーなコースだと思います。道迷いなどのリスクも低いコースですが、急な登りが続くので体力が必要です。天候に恵まれれば、素晴らしい展望を眺めながら歩けます。

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高千穂峰

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