祖母山(そぼさん) 宮崎県西臼杵郡高千穂町 標高:1,756m
山情報
宮崎県最高峰の山 祖母山
写真：障子岳から眺める祖母山 撮影：宮崎店 佐藤
宮崎県最高峰の山「祖母山」は標高1,756mで、日本の登山の始まりにイギリス人のウェストンが九州で最初に登った山としても知られており、その存在感は圧倒的であり、非常に人気の高い山です。宮崎県の五カ所高原からはどっしりとしたピラミッド型の山として眺められ、大分県の尾平方面からは岩峰の連なる屏風のような山容を見せ、登山意欲をそそられる山です。神武天皇の祖母を祭ってあることから祖母山と呼ばれているそうで、まさに日本の聖域と言ってもいいのではないでしょうか。
祖母山の魅力
昔から多くの方に歩かれてきた山で、宮崎県側の初心者向けコースから、大分県側からの健脚者向けコースまで、主に5つのコースから三兆を目指すことができ、それぞれに異なった祖母山の魅力を感じることが出来ます。
祖母山の黒金尾根コースなどは、未だ多くの方に健脚者向けコースとして知られているのではないでしょうか。
また、祖母山は花の山としても非常に人気が高く、春には「アケボノツツジ」や「ミツバツツジ」「シャクナゲ」が見事に山を彩り、夏には「オオヤマレンゲ」の上品な香りが漂います。そして、秋には紅葉に染まり、冬には雪化粧。
まさに一年を通じて異なった表情を見せてくれる素晴らしい山です。
祖母山の黒金尾根コースなどは、未だ多くの方に健脚者向けコースとして知られているのではないでしょうか。
また、祖母山は花の山としても非常に人気が高く、春には「アケボノツツジ」や「ミツバツツジ」「シャクナゲ」が見事に山を彩り、夏には「オオヤマレンゲ」の上品な香りが漂います。そして、秋には紅葉に染まり、冬には雪化粧。
まさに一年を通じて異なった表情を見せてくれる素晴らしい山です。
九州全ての山が見えるのではないかと思わせる大展望
祖母山の山頂から北･北西方面を眺めると、阿蘇や九重など、九州の主な山脈が眼下に広がる大絶景を望むことが出来ます。
また、南･南東方面を眺めると「障子岳」や「古祖母山」など、祖母傾山系の山が連なって見えます。これらの景色は、行った者にしか分からない感動を与えてくれ、まさに九州の全ての山が見えているような、そんな気持ちを抱かせてくれます。
そして、祖母山頂から北の方の9合目に「祖母山九合目小屋」があり、小屋を利用しての御来光や縦走など、様々な感動を与えてくれる山です。
また、南･南東方面を眺めると「障子岳」や「古祖母山」など、祖母傾山系の山が連なって見えます。これらの景色は、行った者にしか分からない感動を与えてくれ、まさに九州の全ての山が見えているような、そんな気持ちを抱かせてくれます。
そして、祖母山頂から北の方の9合目に「祖母山九合目小屋」があり、小屋を利用しての御来光や縦走など、様々な感動を与えてくれる山です。
登山シーズンについて
祖母山は、基本的には四季を通して楽しめる山です。その中でも春から晩秋にかけてが最も登りやすく快適なシーズンと言えるでしょう。っ冬には見事な霧氷などを楽しませていただくことが出来ますが、ルートによっては厚い氷に覆われてしまうルートもあり、積雪の多い冬や冷え込みの激しいシーズンは、特に注意が必要です。状態によっては、ベテランの同行が必要な事もあり、冬の登山に置いては装備のみならず、事前の情報収集にも努めましょう。
注意事項
九州山地の代表的な山「祖母山」は、比較的登りやすい山として知られていますが、昔から熊の生息が噂されたりと非常に奥深い山です。道迷いなどによる遭難は、奥深い山だけに致命的な状態に陥ってしまう危険性を秘めています。他の山も同様ですが、事前にしっかりとルートを頭に入れて、地図読みなどを行って、現在位置を確認しながら楽しみましょう。
