阿蘇高岳(あそたかだけ) 熊本県阿蘇郡 標高:1,592m
山情報
世界一の規模のカルデラ阿蘇の最高峰 高岳
写真:稜線上から眺める高岳 撮影:宮崎店 中野
「ヒゴのクニ」と標高が呼ばれる阿蘇高岳(1592m)は世界に誇る阿蘇カルデラの最高峰として君臨しています。
阿蘇山とは阿蘇の山群の総称を差し、東から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳が阿蘇五岳と呼ばれ今も火山活動がある九州の屋根の一つです。
非常に雄大な阿蘇の景観は、九州の多くの山から眺めることができ、くじゅう山系や祖母・傾山系などからも、その素晴らしい姿を眺めることができます。
阿蘇山とは阿蘇の山群の総称を差し、東から根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳が阿蘇五岳と呼ばれ今も火山活動がある九州の屋根の一つです。
非常に雄大な阿蘇の景観は、九州の多くの山から眺めることができ、くじゅう山系や祖母・傾山系などからも、その素晴らしい姿を眺めることができます。
多くの九州のアルピニストを魅了した岩峰
北側の岩峰は鷲ヶ峰と呼ばれ、古くから多くのアルピニストを志す登山家に登られており、
虎ヶ峰、鷲ヶ峰、竜ヶ峰、ナイフブリッジとガレ場やクライミングと難所だらけの場所であり、先鋭的な登山家によって切り開かれた場所です。
虎ヶ峰、鷲ヶ峰、竜ヶ峰、ナイフブリッジとガレ場やクライミングと難所だらけの場所であり、先鋭的な登山家によって切り開かれた場所です。
雄大な景色
阿蘇の山々の景観は「雄大」という言葉がふさわしいと思わせる素晴らしい景観で、山頂を目指す尾根からの景色、山頂からの景色といずれも「阿蘇」ならではの素晴らしい絶景です。山頂は溶岩の大地であり、自分がどこにいるのか不思議とさせる景観に加えて、九州の山々すべてが見渡せると思える展望は行った方にしか味わえない素晴らしい景観です。
九州で有名な山域、「くじゅう」「霧島」とは全く異なる形相でハイカーを感動させてくれます。
九州で有名な山域、「くじゅう」「霧島」とは全く異なる形相でハイカーを感動させてくれます。
仙酔峡登山口からのコース
仙酔峡登山口から仙酔尾根(通称:馬鹿尾根)を登り高岳を目指す仙酔峡コースが高岳を目指すのに、最も一般的なルートではないでしょうか。
仙水尾根は非常に荒々しい溶岩からなる尾根で、登山中は常に周囲の展望が開け、後方には雄大な風景が広がり、横には鷲ヶ峰の鋭い岩峰。
草木の少ない登山道はまるで地球ではない場所を歩いているような、そんな気分にさせてくれます。
長い尾根を登り稜線に上がれば、まるで巨大クレーターの様な大鍋が広がり、その先に月見小屋がひっそりと佇んでいます。
稜線に出て西へ進むと高岳山頂、東に進むと「天狗の舞台」と呼ばれる場所につきます。
下山は「火山ガス規制」がなければ、中岳を経由してロープウェイの下を下山し、仙酔峡登山口に戻ります。
仙水尾根は非常に荒々しい溶岩からなる尾根で、登山中は常に周囲の展望が開け、後方には雄大な風景が広がり、横には鷲ヶ峰の鋭い岩峰。
草木の少ない登山道はまるで地球ではない場所を歩いているような、そんな気分にさせてくれます。
長い尾根を登り稜線に上がれば、まるで巨大クレーターの様な大鍋が広がり、その先に月見小屋がひっそりと佇んでいます。
稜線に出て西へ進むと高岳山頂、東に進むと「天狗の舞台」と呼ばれる場所につきます。
下山は「火山ガス規制」がなければ、中岳を経由してロープウェイの下を下山し、仙酔峡登山口に戻ります。
悪天候時は注意が必要
阿蘇は悪天候時には風・雨・雪を避ける場所がありません。
また霧やガスに覆われてしまうと、目印となるものが少なく道迷いの原因となりますので注意が必要です。
実際に遭難や事故なども発生していますので無理のない計画を立てて、悪天候時は避けるようにしましょう。
素晴らしい景観を堪能するためにも、天候に恵まれた日に山頂を目指すことをお奨めいたします。
また霧やガスに覆われてしまうと、目印となるものが少なく道迷いの原因となりますので注意が必要です。
実際に遭難や事故なども発生していますので無理のない計画を立てて、悪天候時は避けるようにしましょう。
素晴らしい景観を堪能するためにも、天候に恵まれた日に山頂を目指すことをお奨めいたします。
お奨めシーズン
四季を通して訪れる方は多いですが、冬は風雪を避けることができず思わぬ事故などにつながる恐れもありますので、決して無理の無いようにしましょう。
仙酔峡尾根は夏場は常に陽に照らされるため、水分にも余裕をもって訪れましょう。
ツツジの花を見に訪れる方も多いです。6月上旬が例年見ごろです。
仙酔峡尾根は夏場は常に陽に照らされるため、水分にも余裕をもって訪れましょう。
ツツジの花を見に訪れる方も多いです。6月上旬が例年見ごろです。