八方ヶ岳(やほうがたけ) 熊本県菊池市,山鹿市 標高:1,051m
八方ヶ岳の基本情報
- 八方ヶ岳について
- 熊本県山鹿市と菊池市にまたがる標高1,051mの八方ヶ岳は矢筈岳とも呼ばれ、平坦な山頂を持つ山です。
八方どこから見ても同じように見える事からその名前がついたと言われています。
ドーム状のように、どんと構えたその姿は一目で分かる山容で、地域の方々にも多く親しまれ地元の校歌などでも歌われるほどです。
※山に登られる際は、登山口までの道路状況や登山道などの最新情報を、必ずご自身で事前にご確認ください。
オススメの季節
年中楽しめる山です。
春には新緑の美しさやシャクナゲの花に癒され、夏には涼しい渓谷や深い緑を楽しみ、秋には紅葉や彼岸花、冬は樹氷と、四季の変化を楽しむことが出来ます。
広く開放的で展望の優れた山頂
八方ヶ岳の大きな魅力の一つは、広く開放的で非常に展望の優れた山頂ではないでしょうか。
山頂からは、阿蘇や雲仙、くじゅう連山を見ることが出来る360度のパノラマで、広くゆったりと休憩が出来ます。
麓にある矢谷キャンプ場から山頂へのコースは、非常に整備が行き届いており家族連れで登られる方も見受けられます。
ぜひ山頂で楽しい話で賑わいながら、素晴らしい絶景を堪能していただきたい場所です。
9月下旬の番所の彼岸花はお薦めです
山鹿市の番所から八方ヶ岳を眺めると、まるでカニのハサミのような姿をした「カニのハサミ岩」の景観を眺めることができます。
八方ヶ岳では、このカニのハサミ岩のを巻いて歩くコースがあるので、是非通ってみてください。
そして、この番所集落は熊本県の農村景観大賞に選ばれるほどに、のどかで美しい景観の地域です。
例年9月20日前後は美しい棚田と、あぜ道に咲き乱れる彼岸花の光景を見学に多くの方が訪れます。
そこを訪れ、のどかな田園風景を眺めていると、騒然とした日々の疲れを忘れ、とても癒されます。
シーズンには是非とも訪れていただきたい場所の一つであります。