強風の由布岳 from熊本本店
曇天、山頂は雲に隠れて見えないが、色がついたように風が強いのが見える。
登山口を9時30分に出発し、ほぼコースタイム通りに歩く。
8合目で風に備えてジャケットを着用する。
下山してくる方はすれ違いざまに、今まで体験したことない強風に見舞われ、
山頂を踏むことなく下山してきましたと口ぐちおっしゃるので
とても御鉢巡りは厳しいだろうと不安げな声があがる。
マタエにて体感気温約5℃、とてもじゃないがナイフリッジや
鎖場の通過は大変であるので予定を変更し、
食事を済ませたら東峰経由で東登山口へ向かうことになった。
平日のこんな天気にも関わらず、若い登山者が多く驚いたが皆同じように寒いなか、
風にさらわれそうな帽子を片手でおさえながらラーメンのお湯を沸かしたり、
コーヒーを作ったり、談笑していた。
熊本弁で”しゃんもっでん”というのがあるがそう思った。
山=ラーメン=コーヒーでなければ任務完遂とならないようだ。
東登山道の下山は約5mの鎖が掛かっている箇所もあり、険しい。
山の裏側に入り風はずいぶん弱まる。ロープで安全を確保しつつの下山であったが
スリル満点のコースに満足いただいた方も多かったようだ。
温泉から出ると突然の豪雨。
帰路、やまなみ道路はの濃霧でドライバーも大変そうであった。
おつかれさまでした。