伯耆大山登山 from熊本店
伯耆大山登山
いつもシェルパのホームページをご覧頂きありがとうございます。熊本店の篠崎です。
春の陽気に誘われて色んな山や高原にお出かけのことと思いますが所によってはまだまだ残雪もあるので冬の装備(アイゼンや防寒具)も忘れずに持参下さい。
今回は山陰の伯耆富士「伯耆大山(1702m)」に登って来ました。
春の陽気の中、連山バスにて伯耆大山を目指します。10日土曜日はシャツ一枚でも過ごせる穏やかな天候と雲ひとつない晴天です。米子インター手間からは伯耆大山が白く輝き明日の登山を期待して今宵の宿「ホテル大山しろがね」に入りました。
翌11日は山の天気予報はC判定(登山に不向き)で6合目辺りで風速11mと強めで、ガスとの事だったのですが一分の希を期待して夏山登山口を出発しました。
朝早いので登山道の雪の状態も固めで少し滑りやすいので早目にアイゼンを装着して、
3合目、6合目避難小屋にて小休憩を取りながら高度を上げて行きました。
6合目避難小屋から上部は風も強くクラスト(山用語:太陽光、風、雨などの気象状況によって積雪の表面が凍った状態。表面だけ凍って内側は柔らかい)しているのでピッケルを持参の方はストックからピッケル、サングラスからスノーゴーグル、ヘルメットなどに交換して山頂を目指しました。
あいにく山頂付近は太陽は時折顔を出すものの剣ヶ峰の展望はきかない状態でした。ガスの中、山頂石碑にて記念撮影して山頂小屋の裏側で風を避けながら行動食を食べて下山開始です。下山していくうちに三鈷峰や元谷、大山スキー場などが見えてきて皆さんの顔にも笑顔がこぼれるようになりました。
予定より30分ほど多くかかりましたが全員無事に下山して帰路に着くことが出来ました。
参加の皆様、ご協力いただきありがとうございました。
大山はこの時期にもまだまだ冬山なので装備はしっかりご準備して行動して下さい。