紅葉の穂高岳
紅葉の穂高岳
いつもシェルパのホームページをご覧頂きまして、ありがとうございます。宮崎店の濱口です。
台風が過ぎ、気温も下がり過ごしやすくなりました。
これまで何度もこの紅葉の時期に行きましたが、今回ほど紅葉が見られたのは初めてでした。
とっても素晴らしい景色と晴天に恵まれた登山を参加者の皆様と一緒に楽しんで参りました。
行程
10月2日 上高地→明神→徳沢→横尾→涸沢ヒュッテ(泊)
10月3日 涸沢ヒュッテ→ザイテングラード→穂高岳山荘→奥穂高岳→涸沢岳→奥穂高山荘(泊)
10月4日 奥穂高岳山荘→ザイテングラード→涸沢ヒュッテ→横尾→徳沢→明神→上高地
歩行時間(休憩時間も含む)
10月2日 8時間
10月3日 6時間
10月4日 10時間
途中、本谷橋を渡るといよいよ本格的に登ります。登りといっても急登は僅かで徐々に高度を上げながら登ります。
次第に紅葉も見られ始め、標高が上がるにつれ色鮮やかな紅葉が私達を迎えてくれました。
涸沢は紅葉の名所でもあり既に多くの登山者で賑わいをみせ、沢山のテントが所狭しと張られており自然の紅葉と人工的な紅葉との共演でとっても美しい景色が広がっていました。
流石は紅葉最盛期ともあり今回宿泊した涸沢ヒュッテも非常に混雑しており1枚の布団に2.5人で寝る事になりました。これも良い体験ですね(笑)
翌朝は朝陽が陵線にあたる「モルゲンロート」を出発前に見て、いざ奥穂高岳を目指しました。
途中、ザイテングラードという岩稜帯の尾根を登るため全員ヘルメットを装着します。
岩稜帯の通過は浮石や梯子、鎖場がありますので、安全に確実・的確な判断を行いながら登り、無事に奥穂高岳山荘へ到着しました。
いよいよこれから奥穂高岳へ登ります。
小屋から山頂までは往復(ピストン)のため荷物を小屋にデポして出発です。
登山者憧れのジャンダルム。眼下には上高地の河童橋が見えました。
登った時間が早かったため、山頂は空いており写真をとりゆっくり過ごせました。
奥穂高岳から下山後は小屋で食事をとり涸沢岳へ。
夕方には小屋の窓から石川県の白山に沈む夕日(アーベントロート)も見ることができ、本当に贅沢な景色と時間を過ごす山旅となりました。
登山最終日は奥穂高岳山荘から上高地まで一気に下山。
2日分の疲れが溜まっているせいか、段々と口数が減ってきます。
最後は黙々と上高地を目指して足を進め、全員無事に怪我なく帰って来ました。
ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした。