おススメスポット!“陸の軍艦島”古羅漢(ふるらかん)!
おススメスポット!“陸の軍艦島”古羅漢(ふるらかん)!
いつもシェルパをご利用いただきまして、ありがとうございます。
シェルパ熊本店の阿南苗美です。
先日お休みに、ドキドキわくわくできる山に「登ろう!」と以前から気になっていた古羅漢(ふるらかん)に家族で行ってきました。
調べると、屏風を広げたような岩山で、高さは100メートル程なのに、その際立った独特なフォルムから“陸の軍艦島”とも呼ばれ、知る人ぞ知る耶馬溪の隠れパワースポット!!との記載があり、益々心が弾みます。
場所はどこかというと、耶馬溪の観光スポット「青の同門」近くにある「羅漢寺」の隣です。
目に飛び込んできた山容に思わず感嘆の声が出ました。陸の軍艦島と言われるのも納得です。
登山口には大きな公共駐車場とトイレも完備されていました。早く歩き出したい気持ちを抑え、登山の準備を行います。注意しないと危険な場所もある為、こどもにはロープにカラビナ、スリングで確保して出発です。駐車場の横から歩きだします。
雲せん窟
大正~昭和に活躍した日本画家の、嘯月庵雲せん(しょうげつあんうんせん)さんが2年間暮らした草庵がありました。
下山後も中津市に留まり、80歳で亡くなるまで50余年、耶馬渓を描き続け600点以上の耶馬渓画を残したのだとか…
耶馬渓を愛した雲せんさんの目線で絶景を楽しみながら、先に進みます。
ふと見上げると空洞上の岩盤「天人橋」と数体の石仏が現れました。自然にできた岩の橋と神秘的な雰囲気に感動です。
天人橋の下に木造の建物があり、この中に石造観音菩薩坐像がありました。
室町時代に作られ木製五輪と歯が発見されたそうです。石造仏に木製五輪を納入した例は全国的にもないとのことです。
ここから先も面白い。
修行の人々の霊場の山だけあって険しくなります。人の身体の幅もない道に片側は絶壁!鎖で確保しながら慎重に歩きます。
こどもはロープで確保して、進みます。探検家になった気分でこの先はどうなってる?と楽しそうな様子です。
少し鎖歩きを楽しんだら、国東塔の登り口です。鎖を頼りによじ登れば国東塔と絶景が待っていました。景色を眺めていると目の前の岩の間にも沢山の石仏があり、驚きです。
景色を堪能し周回コースで下ります。
天人橋の裏側の磨崖仏(まがいぶつ)は毘沙門天像で岩壁に刻像されており室町時代の作だそうです。目を凝らしてさがすと、岩壁に毘沙門天像が浮かびあがっています。
下りは羅漢寺側にゴール!!1時間30分あっという間でした。見所も沢山のあり鎖場、急坂、奇怪な岩々、岩壁のトラバースなどスリル満点の岩山でした。
低山でありながら、こんなに魅力的な所なら他の方にもお勧めしたい場所です。
いざ、古羅漢へ!
今回この魅力的な古羅漢を11月5日(木曜日)にご案内いたします。
出発地はシェルパ熊本店です。
お電話でもお申込を受け付けております。096-366-9411
ゆっくり歩きます。焦りは禁物!
高いところが好きな方は、是非行きましょう!!