屋久島「宮之浦岳~縄文杉」縦走へ行って来ました!! from 鹿児島店
屋久島「宮之浦岳~縄文杉」縦走へ行ってきました
シェルパイオンモール鹿児島店店長の濱口です。
先月(4月)に引き続き5月3~5日のゴールデンウィークも、またまた屋久島へ行って来ました。
九州最高峰の宮之浦岳を始め奥岳「黒味岳・永田岳」と縄文杉を2泊3日で縦走しました。
前回と同様に屋久島で迎えてくれたのは、もの凄い程の雨・・・でした。
高速船もジェットコースターなみに揺れ天候の関係で予定の港とは別の港に着く
アクシデントもありながらも無事に到着。
早速、登山口へ向けタクシーで送ってもらいます。
流石は雨の島、叩き付けるような大粒の雨、川は滝の様に水が流れていました。
5月3日は淀川登山口から淀川小屋までの40分歩きます。
足早に小屋へ入り寝床の確保。この雨の中でも登山者は多く、何と小屋に入れましたが
私は、外にテントを張って寝る事に・・・
17時を過ぎたころには雨もやみあまり道具を濡らさずにすみました。
5月4日、朝3時に起床。
空には満点の星空が広がり天の川も見る事ができました。
我々の登山を歓迎してくれているような!
4時に小屋を出発しヘッドライトの灯りを頼りにしばらく急登を登っていきます。
豆腐を包丁で切ったように、綺麗に縦に岩が割れています。
天気は良かったものの、台風並みの強風で立っているのもやっとの状態でした。
ゴールデンウィークともあって山頂は多くの登山者で賑わっていました。
普段ならゆっくり過ごすのですが、風が強くじっとしているだけで寒さを感じる程だったので
写真を撮り山頂を後に。
一旦、100m程下り、一気に200m登ります。荷物を背負っていなくても辛い登りです。
しかし、山頂からの展望は素晴らしく、昨年火山噴火した口永良部島を望め
今日登ってきた黒味岳、宮之浦岳の山々を眺める事ができました。
登りは殆どなく、どんどん高度を下げていきます。
我々が小屋に到着した時は、まだテント場も空いていましたが夕方頃には
ぎっしり埋め尽くされていました・・・
しかし、意外と小屋の中はスカスカだった事に驚きです!
皆さん込み合うと思い始めからテントを張るつもりで来られているようでした。
5月5日は縄文杉からの混雑、離合を回避する為に小屋を少し早めに出発。
途中の高塚小屋で時間調整をして、明るくなってから縄文杉へ向かいました。
何度来ても堂々とした姿に圧倒されます!!
写真を撮りやすいようにテラスも作られていました。
何千年もの間生き続けている杉を見ながらトロッコ道へと下って行きます。
ウィルソン株は入って、ある角度から上を見るとハート型に見えます。
目で直接見るよりカメラを通してみるとより綺麗に、はっきりと鮮明に見る事が出来ますよ!
時間帯も早かった為、殆ど離合する事無く大株歩道へ下り4キロ程トロッコ道を歩き
楠川分れから辻峠へ最後の登り返し!この1時間は流石にしんどいです・・・
皆さん無言で黙々と歩きます。
白谷雲水峡には12時に下山し温泉に入り汗を流し、2日ぶりの温かい、美味しい食事を頂きました。
1日目は雨となりましたが
2日目、3日目は素晴らしい天候のもと屋久島の自然を体全身で体感できた感じがしました。
皆様、本当にお疲れ様でした。
鹿児島店 濱口