ゆっくり表銀座 from熊本本店
こんにちは、熊本本店の篠崎です。
今回8月18-23日で、シェルパの定番企画「ゆっくり表銀座」へと行ってまいりました。
「ゆっくり表銀座」は北アルプスの魅力が詰まった表銀座を、ゆっくりと楽しむ企画で、北アルプスが初めてのお客様にも大変好評です。
初日は、登山口の中房温泉でゆっくり身体を癒して、薄曇りの登山日和。
急登の合戦尾根をゆっくり登って行き、合戦小屋へ到着します。
ここで名物の「合戦スイカ」を頂き、ランチタイム。
更に燕山荘を目指して登るが小屋前にて1人が高山病の症状が現れますが、それでも頑張って登り切る。
小屋前にザックをデポして燕岳の山頂へ。
山頂からは槍ヶ岳、鷲ヶ岳、水晶岳など展望でき、コマクサも群生していて爽快な気分を味わえます。
8月20日は雨雲が気になる中、燕山荘の赤沼オーナーに見送られ西岳へ縦走を開始します。
喜作レリーフ辺りで雨が大粒になり雨具を着用し、大天井岳は巻いて大天井ヒュッテにて昼食。
ヒュッテで雨も上がり雨具は脱ぎ今日の核心部、高山病の症状が見受けられる方も居たため
可能な限りスローペースで進みます。その後ヒュッテ西岳に到着。
8月21日は雨のスタート。
水俣乗越まではハシゴや鎖を使って下り、水俣乗越にて高山病の症状が出ている方は、残念ながら槍沢ロッジへ。
残りの参加者は東鎌尾根を風雨の中、頑張って登り13時過ぎに槍ヶ岳山荘へ到着します。
雨が上がるのを待ちましたが、この日の山頂へのアタックは断念して翌日の早朝へ期待することに。
この日の夜は前線の通過で強烈な風が小屋を襲ってなかなか眠ることが出来ませんでした。
8月22日、朝食後に山頂へアタック開始です。
西鎌尾根からの強風が心を折りそうになるが8名のお客様が頑張って山頂へ登頂。
展望こそ無いが心に残る山頂となった。
山頂から下りて、小屋に戻った3名のお客様と合流。槍沢を下山して徳沢園へ。
最終日は素晴らしい天気となり、前穂高岳や明神岳を眺めながら上高地へ歩き、
飛騨高山で美味しいお蕎麦を食べて鹿児島、熊本への帰路に。
とても充実した6日間の山旅となった。