白根三山縦走へ from熊本本店
こんにちは、熊本本店の篠崎です。
7月19日から23日で白根三山の縦走へと出かけて参りました。
台風11号の影響が残る中、小牧空港に熊本組と福岡組のお客様で合流して仙流荘までバスにて移動。
登山口の広河原は連休明けの登山者で賑わっており、夕暮れ迫る山荘に入ります。
下山された方々のコメントでは、前日は山頂が大荒れでテントが2〜3張飛ばされて大変だった様子。
2日目は広河原山荘から白根御池小屋経由で北岳、肩の小屋までの急登を7時間程の行程でクリアして山荘に到着。
あいにく、午後からはガスが上がって富士山は見えないものの、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳の展望は素晴らしく日没までしばし展望デッキで賑わいました。
3日目はいよいよ北岳から間ノ岳のメインコースでの大縦走。
小屋から北岳山頂までゆっくり登り山頂からは360度の大パノラマを満喫し、間ノ岳への天空の散策となる。
間ノ岳からは足場の悪いなか、農鳥小屋への下山路を。
山荘では名物親父がドラム缶に座って我々の下山を眺めていた様で、到着早々、辛口のコメントを。。。
小屋の前からは夕焼けに染まる富士山も堪能。
農鳥小屋は標高が2804mとあってか夜半からは一気に気温が下がり強風もあってか中々寝付く事が出来なかった。
4日目、早朝より強風でコップの水が飛ぶほどで、出発を少し遅らせ西農鳥岳への急登を登り更に農鳥岳へ。
大門沢へ下降点へ到着するが時間も早いので、
農鳥小屋の親父さん推薦の広河内岳へザックを置いてピストンして1時間。
下降点から下山を開始すると直ぐに一面のお花畑となり写真撮影で中々足が進みません。
それでも急勾配を一気に大門沢小屋へ。
小屋には温水シャワーがあり、皆さん3日振りに汗を流せてサッパリとされた模様で良かったです。
夕方からの雨は夜半にかけ強くなり、明け方まで残っていました。
最終日は雨具を着ての下山開始となったが小雨となり
奈良田までのコースで4箇所の浅橋と1箇所の渡渉を経てようやくバスに合流します。
今回のような稜線はずっと晴れといゆうのは初めての経験で、
幾通りの富士山の山容を写真に収めることができ、花々も堪能とこれ以上ない山旅でした。
参加の皆さんが楽しんで頂き、無事に下山出来た事に感謝します。