【遠征レポート】甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳へ from熊本本店
甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳へ
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熊本本店の篠崎です。
9月に入ると朝晩は急激な気温変化で身体が不調をきたしそうですが皆様のお変わりなく山登りを楽しまれていますか?
今回は南アルプスの甲斐駒ケ岳(2967m)と仙丈ヶ岳(3033m)に登って来ました。
初日は台風15号の影響が心配の出発となりましたがどうにか影響もなく広河原から北沢峠のシャトルバスに乗り込み長衛小屋に到着しました。
明日の天気も良くなる傾向なのでテント場もいつもより多くてテントの登山者と話をすると明日は甲斐駒ケ岳へ登るとのこと、天気のいい土曜日は多くの登山者で賑わう北沢峠となってました。
早朝の5時に出発して樹林帯の中をゆっくり高度を上げて仙水峠へ到着しました。
峠から見上げる摩利支天と甲斐駒ケ岳は圧巻で朝の風の冷たさにも身が絞まる思いでした。
駒津峰までの急登を喘ぎながら登り駒津峰にで小休止。
更に足を進めて予定より順調だったので摩利支天をピストンして登り、さらに足を運んで甲斐駒ケ岳へと進みました。
摩利支天からは日本三大急登の黒戸尾根がしっかり見れて心踊りました。
甲斐駒ケ岳の山頂で昼食取り下山開始したのですが意外に時間がかかり長衛小屋に到着は16時となって長い1日が終わりました。
初日のルート(甲斐駒ヶ岳)
翌日は仙丈ケ岳へ
仙丈ヶ岳でも360度の展望を楽しんでから仙丈小屋にて昼食を取り、今日のお宿「馬の背ヒュッテ」に13時半に到着しました。馬の背ヒュッテはお花畑に囲まれた標高2640mの山小屋で夕食は名物の美味しいカレーで、皆さんお代わりが相次ぎお腹を満たして消灯となりました。標高も高いの少し寒い思いの一夜でした。
最終日もお天気で藪沢新道を甲斐駒ケ岳を眺めながら下山できました。男性的な甲斐駒ケ岳と女性的な仙丈ヶ岳をしっかり堪能した4日間となりました。