九州発 尾瀬遠征の報告 その1 from熊本本店
九州発 尾瀬遠征の報告 その1
遥かな尾瀬から帰ってまいりました。
名付けて『尾瀬ヶ原と贅沢温泉三昧」
今回は、「燧ヶ岳 至仏山」ツアーと2グループに分かれ、それぞれ思い思い尾瀬を堪能してきました。
私がご案内したのは…
勿論「尾瀬ヶ原と贅沢温泉三昧」
昨年、働いていた「尾瀬 温泉小屋」を目指し、尾瀬沼から尾瀬ヶ原を横断するのんびり尾瀬プランです!
1日目は、羽田からバスに揺られ5時間!福島県の秘境と言われる桧枝岐村に到着です。
宿の夕食まで、昨年お世話になった桧枝岐村をのんびり散策しました。
そしてまずは歴史民俗資料館に立ち寄り桧枝岐村の歴史を学び、その後、桧枝岐歌舞伎の舞台を見にいきました。
圧倒!桧枝岐歌舞伎の舞台
桧枝岐歌舞伎の舞台は、国の重要有形民俗文化財です!
神社の坂がそのまま自然の観覧席になっていて、見事な姿に圧倒されました。ボランティアの方に色々なお話を聞かせて頂きました。まるで昔にタイムスリップしたような、不思議な時間でした。
1日目お世話になった宿は「せせらぎの宿 尾瀬野」さん。温泉も料理も最高!みなさんの素敵な笑顔を頂きました
水芭蕉柄の浴衣を羽織り、明日の尾瀬へ向けて期待に胸を膨らませ、早めの就寝です。
夜が明け、お日様が顔を出してくれました。皆んなでバンザイ。
美味しい朝食で、エネルギーをチャージし、本日の登山口沼山峠までバスで移動です。
宿の人から「バスはね、バス停じゃなくても手を挙げれば止まってくれるよ!」という、桧枝岐村独特の哀愁漂うお話にほっこりしつつ「いってきます!」と元気に出発!
バスに揺られ約50分、ブナ林を横目に沼山峠へ到着!トイレと準備体操を済ませ、いよいよ尾瀬に入山です。
木道は尾瀬で出来た言葉だって知ってましたか?^ ^
展望台から尾瀬沼を眺め、大江湿原へ。
ニッコウキスゲの群生を想い描いておりましたが…なんと今年は雪が少なかったせいか、満開は例年より2週間も早かったとのこと。残念。
遅れ咲きのニッコウキスゲを見つけたり、夏の終わりから秋に向けて咲く小さな花たちに目配せます。
「大きな葉っぱのお化けは水芭蕉ですよ!」
「こんなに大きくなるんだ!」
植物図鑑と睨めっこしながら、みんなでお花のお勉強時間。
こんなにも、下ばっかり見て歩く山歩きは今回のツアーならではだねっ!とみんなで笑いあいました。
ニッコウキスゲの群生を見れなかった名残惜しさもありましたが、気付けば沢山の高山植物と出逢いに恵まれました。
歩き始めて 約1時間半、尾瀬沼に到着です。尾瀬沼ビジターセンターの屋根下の影をお借りし、早めの昼食を済ませました。
食後に冷たいアイスコーヒーで喉を潤し、旅の一番の目的である温泉小屋を目指すのでした。 …続く。