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阿蘇五岳「烏帽子岳」「杵島岳」登山情報について

阿蘇五岳「烏帽子岳」「杵島岳」登山情報について

こんにちは、シェルパ熊本店の谷井です。
私は、阿蘇が大好きで山登りを始めたのも阿蘇の大自然に魅せられたのがきっかけでございます。
先日2月7日に、阿蘇山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げたと嬉しいニュースが入ってきました。

レベル1になるのは2014年8月30日の引き上げ後、初めてでなんと約2年半ぶりです。
いわゆる、阿蘇五岳の最高峰「高岳」、噴火口がある「中岳」が対象です。現段階では、まだその二峰は〝登山道調査中〟で登山道は依然規制されておりますが、一歩前進だと嬉しく思います。

阿蘇五岳とは

阿蘇五岳とは、世界でも有数の巨大カルデラの内部に出来た、ほぼ東西に一列に並ぶ五峰「根子岳」「高岳」「中岳」「杵島岳」「烏帽子岳」の五峰を表します。阿蘇谷方面からみるとその五峰が涅槃像に似ていると言われる等、熊本が誇る名峰です。

しかし、阿蘇五岳の登山状況は噴火、豪雨、地震と様々な自然災害の影響によって現在、登山可能な山は「根子岳」そして、最近になって「烏帽子岳」「杵島岳」が一部登山道が解禁になりました。

※注意:「烏帽子岳」は南郷谷方面(南阿蘇)の斜面登山ルートと山頂。「杵島岳」は火口縁を巡るこの2ルートの通行は残念ながらできません。

※熊本県庁より注意:通行可となったルートは登山可能ですが、崩落や亀裂により足場が悪くなっている場所もあるため、十分な注意が必要です。なお、登山の当日又は事前に登山届を提出してください。

阿蘇五岳 「烏帽子岳 」登山状況について 2017.2.14時点

今回は、そんな阿蘇五岳の「烏帽子岳」「杵島岳」に実際に登って来ましたので、登山道の状況を報告いたします。

「烏帽子岳」標高は1337m、4月末から5月にかけて山腹がピンク一面になる程ミヤマキリシマの群生地としても有名です。
また、草千里を登山口とすると往復2時間程度という事もあり、ファミリー向けに大人気、そして何より私自身が「烏帽子岳」は今までで1番多く登った山です(笑)

そんな、「烏帽子岳」に久々登れるという喜びを噛みしめながら草千里の駐車場に車を停めてスタートいたしました。
コースは通行可能となった、烏帽子岳東側登山口~東側ルート~西回りルートとの合流点まで!そして下りも一緒です。
それ以外は通れません。

一応、草千里の駐車場から道路を渡ると登山口?登山口標識?があります。
見落としても草千里の中を歩いて左側を目指してください。

登山道は、雪があった事もあり何も問題なく歩きました。しかし、雪を踏み抜きした後も見られたので、足元に用心して慎重に歩きましょう。持って行ったチェーンアイゼンは使用しませんでした。(※この時期の登山は軽アイゼンを必ず持参しましょう)

以前は、西回りコースを登りに使い、東側ルートは下りにしか使った事が無かったので新鮮な時間でした。
この時期は、登山中にみるミヤマキリシマの蕾が白く雪をかぶり春を待っています。とっても可愛らしいですよ。


山頂の位置が登山中ずっと確認出来る為「あと少し、あと少し」と歩く50分の登りはあっという間です。

更に、登山中草千里をずーっと見下ろせます。
視界がよければ、阿蘇五岳の中岳・高岳を近距離で見れ、烏帽子岳は「国見山」という別名がある程展望がいいのです。(この日はあいにくのガスだらけの真っ白により展望なしでした。)

西回りルートとの分岐に到着すると「あと少しで山頂」ではございますが、現段階では登山解禁はココまで!となっております。


山頂を踏めないいうのは寂しい気持ちではありますが、登山者の安全の為なので、また山頂標識の前で記念撮影できる日を楽しみに下山しました。

登山は自己責任ではありますが、登山道を調査したり復旧したりと登山者の為に努力されている方々に敬意の気持ちを忘れず、山登りを楽しみたいですね!

阿蘇五岳 「杵島岳」 登山状況について 2017.2.14時点

「杵島岳」標高1321m、阿蘇五岳では一番若い山でなんと、約3500歳らしいです(笑)

侵食が少なくなだらかな山容で、山頂と東山腹に三つの火口があります。現在は、山頂までは登山可能ですが、火口の御鉢は回れなくなっています。

以前、杵島岳に登った際は、真っ白のガスの中山頂を目指していると、目の前に大きな赤牛さんが何頭もいてとっても驚きました。山頂標識の前にどしんと寝そべる牛さんと写真を撮った事を思い出します。

登山口は、草千里の駐車場の東端からと阿蘇市から111号線の道脇にございます。


草千里の駐車場から、木の牧柵からスタート致します。ここから山頂までほとんどコンクリートで舗装された遊歩道です。歩きやすいと言えば歩きやすいのですが、細かいコンクリートの階段が思いの外、急坂でペースが乱れます(笑)

しかし、登りは草千里の駐車場からでも約20分!短時間で舗装された登山道ながら、山頂では、遠くに福岡筑後の山々をはじめ、大分・日田・九重の山々そして何よりも阿蘇北外輪山の山々が見事です。

東側を見ればモクモクと噴気をあげる中岳と高岳、登山中に振り返り南を見れば雄大にそびえ立つ烏帽子岳の全貌と草千里が一望出来、また山頂足元には火口跡(直径250m)と、素晴らしい展望です。まるで上から阿蘇五岳をぐるりと見渡している気分です。


草千里から歩き始めるとすぐ、111号線の脇に出ます。「杵島岳登山歩道」の標柱と登山届箱も設置してあります。

これから徐々に勾配になってきます。石の階段を登りつめるとすぐに山頂標柱が見えますのでご安心下さい。(笑)
ただ、現在はこれ以上先は進めません。烏帽子岳同様、進入禁止の看板とロープが張ってあります。



火口跡は覗けますよ。そして、ガスが抜け中岳と高岳が顔を出してくれました。

「やはり、恋しい。」いつか登れる日を楽しみに!!

これだから、山登りはやめられないんでしょうね。そのまま来た道を戻りました。
コンクリートの階段が、何ヶ所かアイスバーンしていました。その上にフワフワの雪があるので要注意です。

烏帽子岳・杵島岳登山口までの道路状況

大好きな阿蘇に是非是非、各地から沢山の方に来ていただきたいのですが、この時期はまず登山口まで行くのにも下準備?事前の確認が必要です。

現在、草千里までは阿蘇駅からの東登山道の道が時間規制の片側通行となっています。
時間は7:30~18:00以外は通行できませんので注意してください。(2017.2.14現在)


また、この時期は道路が「路面凍結」する事もございます。しっかりと事前の確認と、チェーンやスタッドレスの準備をしましょう。
因みに私は、ノーマルタイヤの軽自動車でして。。。

熊本市内から阿蘇に向かう際は、ミルクロードと東登山道のライブカメラを確認し、朝はのんびり出発しました。

お役立ち情報

阿蘇地域振興局の阿蘇山登山情報【熊本地震による登山注意】(H29.1.31)
http://www.pref.kumamoto.jp/kenhoku/kiji_10328.html
阿蘇市ホームページ(道路情報)
http://www.city.aso.kumamoto.jp/kumamoto_eq/traffic/
ミルクロードライブカメラ
http://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto/bousai/road_live/milk_road.html
阿蘇東登山道 阿蘇市坊中 【カメラ名】阿蘇東登山道路のところをクリック!
http://asocam.extride.ad.jp/select_camera.php?selectAreaId=001&selectAreaName=%E9%98%BF%E8%98%87%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%8C%AF%E8%88%88%E5%B1%80

オススメ!! お立ち寄りスポット

ニュー草千里

震災の影響によって営業を一時お休みされていましたが、2016.9.16 阿蘇東登山道開通路仮復旧にて開通に伴い、2016.10.1より営業を再開されました。極端な積雪・凍結時等の時は営業されない事もあり、営業時間も16:00頃閉館ですので、営業を確認したり時間に余裕を持っていかれる事をオススメします。
週末は、草千里に観光に来られた多くのお客様で賑わいます。
お土産屋さんを始め、カフェもあるなど烏帽子岳と草千里を眺めながらゆっくりとくつろげます。

http://www.newkusasenri.com/

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