雪がうっすらと残る「高千穂峰」に行ってきました
プログラムにて雪がうっすらと残る「高千穂峰」に行ってきました
こんにちは!シェルパ熊本本店の谷井です。
先日、2/12山のプログラムで「高千穂峰&霧島神宮」へ行ってまいりました。
先週の後半は寒波到来により、通常よりも気温が下がり雪マークの予報に1500mで「-8度」ということで防寒対策をしっかりとして、シェルパを出発いたしました。
高千穂峰(たかちほのみね)
高千穂峰は、霧島連山のひとつであり、どの方角から見ても美しい山容で登攀意欲をそそります。山頂には天の逆鉾が突き刺してある等、天孫降臨伝説が残り、古くから信州の対象として地域の人たちに大変親しまれている山です。
今回のコースは、高千穂河原から山頂を目指し、高千穂河原へと下ります。
霧島連山に位置する高千穂峰は、どの角度から眺めても美しい姿を持ち、登山愛好家以外の方々にも多く親しまれているシンボルのような山です。 天孫降臨の伝説の場所としても多く知られており、山頂には伝説にちなんだ天の逆鉾が立てられています。
複数の登山ルートから登ることが出来ますが、最も道迷いも少なく登れるのは・・・
石畳は雪がうっすらと残り白く、赤茶けた岩屑のザレ場の急登まで部分的な積雪です。
滑りやすく、ストックが大活躍です。ゆっくり慎重に足場を選んで登ります。
火口縁に全員無事到着。
馬ノ背までの道は、1913年に噴火を起こした直径東西約550m深さ約200mの火口の断面が見えます。壮大なスケールで大変見ごたえあります。足場の悪い岩場を必死で登った後のご褒美ですね。
しかし、この道は登山道が狭く強風時は下山せざるをえない程。
強風の予報により(もしかしたら…今日は山頂を踏めないかもしれない)という条件でスタートしましたが、無事に通過し鞍部へ下り最後の急登りに挑みます。
そして、ここから雪と小石や砂、落石に注意しながら登ります。軽アイゼンは様子見ながら…という事で山頂まではアイゼン無しで登りました。(※この時期は必ず持って行きましょう)
振り返ってみる、雪化粧の中岳や韓国岳等の山々が美しく疲れも癒されるようです。
参加者とスタッフ総勢19名、「高千穂峰」に無事登頂致しました。
山頂はやはり気温-7.8度といったところでしょう。風を避けれる場所でほんの少し休憩をし、早々と下山いたしました。
山頂からの下山は、チェーンアイゼンを付けると鞍部まで歩きやすかったと思います。
ストックを活用しながら、滑らないようゆっくりと下山致しました。
今回のお客様でもお持ちいただいている方がいらっしゃいましたが、現在のお買い得&オススメトレッキングポールもまだ在庫が残っています!
【名品がお買い得!!】LEKI SPD2サーモライトXL のご紹介
こんにちは、熊本本店より志武喜です。
久しぶりに会心の商品と価格のアイテムに出会いましたので紹介いたします!
登山やトレッキング、ハイキングにおいて、トレッキングポールは持っていると非常に重宝するアイテムです。
人によっては常時使う事のないアイテムかもしれませんが、ここでは何故トレッキングポールが必要なのかという点は省略させていただき・・・
高千穂峰登山にお薦めの道具
ストック
岩屑のザレ場や急登が多い道が続くます。ひざに痛みが出やすい方は特にオススメです。スパッツ
気温が低く、問題ありませんでしたが、石畳の道から先に「富士山」の砂場走りの道に似た所がございますのでスパッツをすると、靴に砂が入らずに済みます。手袋
時期によって厚さは異なりますが、是非もっていく事をお勧めします。躓きやすい個所も多く、手の保護は必須です。携帯トイレ
高千穂河原登山口にトイレはございますが、山中は(特に冬場は)終始景観がいいです。その為“お花摘み”できる場所がほとんどありません。山頂に携帯トイレ用の小屋がございますので、あると便利です!自然保護の為にもご協力お願いします。
高千穂河原ビジターセンターでの学習もお薦め
せっかく、山登りに来たのであれば、登った山や周辺の地域の事を学ぶのも面白いですよ!
山をいろんな角度から楽しむことが出来ます。
下山後は霧島神宮へ
今回は、「高千穂峰登山」と霧島神宮の参拝もプランとして挙げておりました。
以前、山登りを始めたばかりの頃、霧島に行った山友からお土産に「登山守」のお土産を貰いとても嬉しかった事や、「韓国岳」の登山の後は霧島神宮に日頃の登山の安全のお礼しており、私にとってとても大切な場所でもあります。
ちなみに、シェルパスタッフでも高千穂峰周辺に登った後は、霧島神宮の敷地内のでうどん屋で食事をしたり、足湯でくつろいだりと活用しているようです。
今日の無事の下山や日頃の山旅の安全登山のお礼参りをさせていただきました。
そして、霧島神宮の休憩所で密かに楽しみにしていた“ぜんざい”で冷えた体がとても温まりました。