こんにちは、宮崎店より佐藤です。

ゴールデンウィークの連休も近づきはじめ、連休中に屋久島遠征を企画されている方もきっと多いのではないでしょうか。
そんな中、一足先に屋久島の白谷雲水峡を歩いてきました。

4月1日～3日のご案内で、前日から朝まで激しく降っていた雨も収まり、天候も回復して楽しい山歩きができましたが、屋久島も春とは思えぬほどの寒い日でした。

白谷雲水峡では渓流沿いに登る登山道も辻峠で終わります。
その上の太鼓岩と呼ばれる展望台から宮之浦岳などが望めますが今回の宮之浦岳は雪をかぶっていました。

白谷雲水峡は宮崎駿監督の「もののけ姫」のイメージになったと言われたことで一躍有名になった場所で、屋久杉の巨木と渓流の織り成す『苔むす森』は屋久島の魅力を比較的、短いアプローチで体感できるエリアです。

まさにアニメの木霊の存在を実感でいる場所だと思います。名前の付いた巨木を順番にたどりながら、一面、コケに覆われた山から湧き出る水に喉を潤し、歩く原生林の森は素晴らしい体験でした。

白谷雲水峡の中では最大級の二代大杉。
奉行杉は伐採の見回りをした奉行がここで休憩をしたことから名づけられたそうです。

屋久島と言えば、宮之浦岳を経由した縦走や、縄文杉の往復コース等が非常にポピュラーですが、短距離の区間で時間をかけて、じっくりと屋久島の空気に触れ、細かくいろんな物を感じるのも、また屋久島の魅力を満喫できるポイントです。

ゴールデンウィークに遠征にいかれる方もきっと多いと思いますが、是非皆さまも屋久島を堪能できますように。