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シェルパイオンモール鹿児島店上水流でございます。

最近では気温もだいぶ暖かくなってきており、桜の開花など街の方でも春の訪れを感じられるようになってまいりました。より、アウトドアを楽しめる季節になってまいりましたね。

現在、オートキャンプブームで当店にもテントやキャンプギア等を求めるお客様に来店頂いております。キャンプブーム真っ只中で、ファミリー用のテントは非常に需要が高く各メーカーより登場して大変盛り上がっております。そこで、mont-bellより今年から発表された新商品クロノスキャビンを紹介いたします。

従来mont-bellはクロノスドームシリーズを展開してきました。非常に優れたコストパフォーマンスに設営のしやすい構造が非常に人気がありました。そのクロノスドームに広い前室を付け加えたテントがクロノスキャビンでございます。

テントを貼る前に部品の確認をしていきましょう。テントを立てたことがないという方にとっては、作りが複雑で建て方が難しいイメージがあるかもしれません。ポールをどこに差し込むのか、フライシートをどうかけるのか迷うこともあるかもしれません。前後ろ間違えて余計に手間がかかることもあるかもしれません。このテントは作りが単純で、部品は少なく、立てやすいテントです。

• インナーテント
• フライシート
• クロスポール
• 前室用ポール
• タープ型フライシート跳ね上げ用ポール
• ペグ15本
• 張り綱

の７つです。

より凝った作りのオートキャンプ用のテントですと、ポールが複数本はり、差し込み方も複雑で、部品は多いものです。しかしクロノスキャビンはポールは２つ。居室に使用するクロスポールは４本のポールを中央のクロスソケットで連結してるので、建てるときに手間がかかりません。

部品を確認した後は、居室から立てていきましょう。

クロスポール中央のクロスソケットにポールをすべてさしこんで、ポールを伸ばしていきます。インナーテントの四隅のOリングにエンドチップを差し込むと、ポールがアーチ状になります。インナーテントのベルクロとフックをポールにかけていいくと、居室の完成です。（ポールもソケットもショックコードで一体型となっており、設営撤収も素早く行うことができます。）

天井にはランタンホルダーが装備され、同メーカーのコンパクトランタンなど吊るすことができます。ロフトも装備され小物や衣類などが整理できます。内側の入り口の横川にはインナーポケットなど付属し、テント内での小物の整理貴重品の整理に非常に役立つ作りです。

居室が完成したら、フライシートかけていきます。フライシートのフックを四隅に引っ掛けていきます。ひっかけるとオートテンショニング機能が働き、生地の伸び縮みを吸収し、常に最適なテンションを保ってくれます。ポールを前室に差し込んでいきます。

居室の高さより、前室のほうが高い構造上、ポールが長い作りです。差し込む際はポールをアーチ状にさせながらゆっくり差し込みます。前室用のOリングに差し込めば完了です。（フライシートの内部にインナーテントポールにつけるビルディングテープが有り８箇所ほどございますので、忘れずに付けましょう。フライフックのみにテンションがかかり破れやすくなってしまいます）

前室を専用のポールで跳ね上げると、このようになります。画像はクロノスキャビン３型で、高さは175cmです。これでしゃがむことなくかがむことなく前室で広々とたったまま過ごすことができます。前室のサイドパネルは開閉式で、ひさしをさげたときでも出入りが容易になります。テーブル、チェアを置いてもゆったりとした空間を作ることができ、荷物を置いたりスペースを有効活用できます。

また、後方のベンチレーション・前室側２つのベンチレーション・本体の大きい出入り口のおかげでテント全体に風が通る作りになっており涼しく過ごしやすい作りです。（脱いだ靴を置いたり、こちらにも荷物を置けるスペースを作ることができます）

張り綱はもともとフライシートに取り付けられており、張り綱を通す手間がはぶけます。これにより、すばやいテント設営が可能になります。そしてリフレクター付きのテープで夜間のテントの視認性を高めています。

今回の画像はクロノスキャビン３型ですが、この他に２型４型があります。２型はソロキャンプ用のテント、３型は２人用のテント、４型４人用のテントとなります。本体の底の幕が傷付かない用にグランドシートと一緒に購入することをオススメ致します。