皆さんこんにちは。シェルパイオンモール鹿児島店店長の濱口です。
先日、7月23日(土)霧島の高千穂峰へ行って来ました。
霧島連山の韓国岳と高千穂峰は人気の高いコースで多くの登山者から愛されて、親しまれている山です。

しかし、今回ご案内したコースは高千穂峰のコースの中でも、最も最難関のルート
「小池コース」です！！
久しぶりに「大変だった」と感じたルートでした。

三池小学校を高原方面に車を走らせると、小学校を過ぎ2～3分で霧島ジオパークの看板が出てきますので
そこを左に入り30ｍ程で登山口に到着です。場所はとっても分かりやすいです。

登山口はここの柵を越えてしばらくは、木漏れ日のさす林道を４０分程歩いて尾根の取り付き点に向かいます。

このコース、大変だった理由が２つあり、その１つが「ヒル」です。
登山口で準備をしている間にも、衣服に着いたり、手に着いたりで何度振り払ったか
分からいな程・・・
尾根の取り付き地点からはその数はドンドン、増えていきました。
ほぼ、全員に着き、数人は血を吸われていました。

そして大変だった理由、2つ目が「不透明な登山道と藪漕ぎ」です。
登山道には目印となる赤テープが等間隔に付いていますが、
古い物ばかりで分かりにくい所も数ヵ所あり、踏みあとらしき道はいくつもある為、
探し探しで地図とGPSとで現在地の確認をしながら慎重に登っていく為、時間がかかりました。
しかも夏の時期は、草や藪が生い茂り強い藪漕ぎもしないといけませんでした。

ようやく高千穂峰に伸びる尾根、稜線に出た時は既に登山口を出発して5時間たっていました。
大変でしたが、山頂に着いた時の達成感と爽快感は「頑張った！」と思えるほどすがすがしいものがありました。
皆さん、本当にお疲れ様でした！！

高千穂峰に登る登山道は
1.高千穂河原コース
2.天孫降臨コース
3.東神社コース
4.夢が丘コース
5.小池コース
大きく分けて５つのコースがありますが、
「小池コース」だけは熟知した方や行った事がある方と必ず行くようにして下さい。
天孫降臨コース、東神社コース、夢が丘コースも同様に登山者は少ないルートなので
初めて方だけでは行かない事をお勧めします。
そして、今の時期はヒルが非常に多いので秋や冬にかけての登山がいいでしょう。

 

鹿児島店：濱口