紅葉を楽しみに、秋の大崩山へ from鹿児島店
皆さんこんにちは。シェルパイオンモール鹿児島店店長の濱口です。
朝・夕と、めっきり寒くなりいよいよ秋本番って感じになってきましたね。
九州も各地で紅葉が始まっておりますが、今年は昨年と比べると色づき寂しく7~10日ほど遅れているようです。
少し前の話になりますが、10月26日に大崩山の紅葉状況を楽しみに奥さんと出かけてまいりました。
25日の仕事終了後、そのまま車を走らせ深夜1時前に祝子川の美人の湯に到着し、車の中で仮眠をとり6時前に祝子川登山口を出発。
以前は、梯子が掛けられており反対岸に渡る事が出来ましたが現在は梯子が無く、沢を渡渉して渡るようになっています。※増水時は渡れませんので登山自体を控えましょう。
1時間程歩くと、袖ダキの看板出て来るので標識通りに進むと、素晴らしい景色を望む袖ダキの展望所に出ます。ここからの景色はガイドブックや登山雑誌などでも記載される程の大崩を代表する展望スポットです。
何度眺めても、この絶景は、ここまでの疲労感をふっ飛ばしてくれるような感動を覚えます。
湧塚コースは大崩の大人気ルート
大崩山に登ると言うよりも、このルートを歩きたいと思って訪れる方も少なくありません。袖ダキから花崗岩の岩稜がいくえにも連なり、その堂々した存在感が登山者と魅了し、これからここを登るんだ!と期待感とドキドキが重なり気を引き締められます。
※大崩山の魅力は、ホームページの「フィールドDB」、「#祖母・傾・大崩山系」で紹介されておりますので、そちらも是非ご覧ください。 まだ、行った事が無い方はきっと、行きたいと思います!!
袖ダキ展望所から岩稜沿いに、下ワク、中ワク、上ワクの順に登って行きます。ずっと岩稜沿いを歩くのでは無く、途中で岩を巻いたり、岩歩きに少し自信が無いかもと言う方には岩場を通らず行けますのでご安心下さい。
中ワクで贅沢な珈琲タイム
私最近、山でコーヒーを飲むのにハマっています。その場で豆を挽いて、ドリップして飲みます!!
荷物も多少は増えますし手間はかかりますが、手間がかかる分とっても美味しいですし、豆を挽いた時の匂いとドリップしている時の匂いは、たまりません!
※ガスバーナーは新富士バーナーのウィンドマスターを使っています。コンパクトで軽量なのは勿論の事、何と言っても風にも強い形状で作られています。
紅葉は、10/26時点では、まだまだこれからと言う感じでしたが、場所によっては鮮やかな色を付かせた所もあり、きつい登りも楽しく登れました。上ワクに着いたあたりから、ガスがかかり始め小雨もパラパラと降り出しました。
私も奥さんも大崩山の山頂には行った事があったので今回は山頂へは行かずそのまま坊主尾根を下りました。
ワク塚コースも難所の連続でしたが、坊主尾根もワク塚コース以上に難所の連続です。とにかく梯子の連続するコースで、像岩と言う岩場のトラバースがあります。梯子は数え忘れていましたが10数個はあり、ロープ場も多いので慎重に下る必要があります。
そして最後にも沢の渡渉が待っています。梯子などは設置されいませんので、渡れる所を探しながら歩きます。
天候が悪い日や、雨の場合、大崩山の渡渉地点は、増水で渡れなくなってしまう事もありますので登山に行かれる際は事前にしっかり天候や登山道も含めてしっかり調べられて行かれて下さいね。
合わせて大崩山は登山道にもよりますが、このワク塚~坊主尾根ルートは上級者向けのコースですので、初心者だけでの登山は絶対にされないようにお願い致します。必ず、コースを知った方、ガイドを頼んで行かれる事をお勧めします。