クマガイソウ・ヤマブキソウの大群生と祇園山へ from熊本本店
クマガイソウ・ヤマブキソウの大群生と祇園山へ
こんにちは。シェルパ熊本本店の谷井です。
5月3日に河村リーダーのプログラムにサブとして同行させていただきましたので報告いたします。
今回は、祇園山以外にも立ち寄りまして、「山歩き」がメインというより「お花見学」がメインの企画でお花好きの参加者の皆様に大変喜んでいただけたのではないでしょうか?
バスは満員御礼で、お花との出逢いに胸を膨らませシェルパを早朝出発致しました。
クマガイソウの群生を訪ねて
まず、向かった先は…日本一の「クマガイソウ」の群生地がある、高千穂町へ。
場所は、鳥屋岳の中腹で、高千穂町指定の天然記念物に指定されている「熊谷草(クマガイソウ)」を特別公開されています。
公開時間は9:00~と13:00~の2部制になっており、協力金が500円必要になります。
高千穂森の会の興梠さんに沢山のお花をご紹介してもらいました。
日頃、聞くことが出来ない植物のお話を詳しく教えていただき、写真を撮ったり、メモをとる等して興梠さんの貴重なお話を聞かせていただきました。
興梠さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
出逢った美しい花の数々
「祇園山」へアケボノツツジ・ヒカゲツツジ・ミツバツツジを求めて
バスで移動し、五ヶ瀬町鞍岡の東に位置する「祇園山」を目指します。
大石峠の登山口からアタックです。
※H29.5.3国道503号線経由での登山口までのルートが落石のため通行止めとなっております。その為、国道265号線五ヶ瀬町鞍岡経由で登山口を目指しました。(道路状況は必ず事前に確認されることをお勧めします。)
登山口には広場があり駐車場スペースとなっております。また、トイレも設備されています。
祇園山は、数億年前のクサリサンゴや三葉虫などの化石が流出されており、九州最古の山ともいわれております。
標高は1307mと登山口が1000mなので「低山」と認識されやすいですが、登り始めると急坂が続きます。
急坂と稜線を交互に繰り返し時にはロープを使う道、狭い道を注意しながら進むと、約1時間で山頂につきます。
さて、登山中盤からお楽しみのお花たちがお出迎えです。
5月3日現在で、アケボノツツジとヒカゲツツジは満開でした。残念ながら、ミツバツツジはまだまだ蕾で、もう少し先のお楽しみといったところでした。
山頂では、山頂標識が破損しており、木にかけられた小さな標識と三角点に集まり集合写真を撮りました。
なんと山頂では、気温が下がり温度計が10℃でした。
風が吹くと肌寒く、日中の暑さと、山の気温との差を改めて感じました。
皆様、暑い日が続きますが薄手の上着やレインウェア等しっかりと準備しましょう。
祇園山(ぎおんやま) 宮崎県西臼杵郡 標高:1,307m
パワースポット幣立神社へ
最後は、熊本県上益城郡山都町にある「幣立神社」へ向かいました。
この神社は日本で一番古い神社と伝えられており、「大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)」という神様が祀られております。
太古からのエネルギー、そして宇宙からのエネルギーを受ける事が出来ると言われ、最強のパワースポットだと最近では大変注目を集めています。
今回の目的は、「お花」なので、私たちは目的である黄色い花のヤマブキソウの群生を見に行きました。
可愛い黄色いお花畑に、旅の疲れが癒されたのでした。
河村リーダーありがとうございました
今回、私はサブで同行させていただきましたが、河村リーダーのお花や皆様への愛情がいっぱい詰まった、お花好きには堪らないこの季節限定の素敵な一日でございました。
河村リーダーは、ゆっくり初心者向けの登山から、中級者向けの縦走ルートまでご案内していただいております。
山に詳しく、説明上手でとても優しくお客様からも大好評です。
是非、「自然を愛する会」の山行きに参加されませんか?
河村リーダー一押しプログラムのご案内
『5/27(土)五家荘縦走路を歩く京丈山から平家山』熊本発
花の多い京丈山から平家山への縦走のご案内です。稜線は倒木も多いですが、緩やかな稜線歩きもあり、新緑の輝く原生林の奥深さを感じる魅力的なルートでございます。
コースはハチケン谷登山口から平家山登山口へと歩きます。
歩行時間6.5時間、登山経験者向けの体力3.5のプログラムとなっております。
お問い合わせは山の旅企画室まで 096-362-9411
ご参加いただいた皆様、河村リーダーありがとうございました。
ブログを最後までお読みいただいた皆様ありがとうございました。