屋久島縦走へ from熊本店
屋久島縦走へ
いつもシェルパのホームページをご覧頂きありがとうございます。熊本店の篠崎です。
GWの皆さんの登山計画は順調でしたか?今年は大きな山岳遭難や事故の報道もなくてホッとしています。
いよいよ春の花の季節です、いろんなフィールドへお出かけ下さい。
連休中は屋久島縦走へ行ってきました。鹿児島港からの高速艇は揺らぐほどの強風の中、安房港に到着して淀川登山口からゆっくり歩いて淀川小屋へ到着しました。
4時に小屋を出て花之江河、黒味岳と快調に登って行きましたが黒味岳の山頂は立っていられないほどの強風とガスで展望もなく下りました。
縦走路に戻り投石平へ出て黒味岳を眺めるとガスがとれてスッキリ見えました。
順調に進んで九州最高峰・宮之浦岳(1936m)もガスと強風の中で写真を撮るとすぐに下山しました。
焼野三叉路にザックをデポジットして永田岳(1886m)を往復して今宵の宿の新高塚小屋を目指しました。
永田岳を下りる頃には風も凪いでゆったりした感じの縦走路となり平石岩屋からのシャクナゲ林はツクシシャクナゲの蕾がいっぱいで5月下旬の開花が期待できます。
新高塚小屋はテント泊の登山者が多いにはビックリで15時30分の小屋入りでしたが小屋も空いていてゆっくり出来ました。
最終日も4時に小屋を出て静かな夜明けとなり縄文杉、ウィルソン株、と人のいない時間帯でゆっくり出来ました。
この標高からはサクラツツジが見頃となっていて山間には所々に淡いピンクの花が咲いていていました。
大株歩道入口に着くといきなりの縄文杉へ行く多くの登山者とすれ違いとなり、連休の登山者の多さにビックリでした。
楠川分かれから辻峠へと登り返し、太鼓岩からの大展望(指宿の開聞岳まで見えました)を楽しんで白谷雲水峡を下山して雲水峡の大岩河原で登山靴を脱いで足を渓流につけて3日間の癒しをしてゴールしました。およそ26km、22時間30分の登山でした。