おすすめ低山ハイク from宮崎店
おすすめ低山ハイク
こんにちは、宮崎店より中野です。
いつもシェルパのホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
すっかり秋になり、ハイキングをするのに最適な季節になってきましたね。
お店でも次はどこにいこうかと、お客様とお話させていただくのが増えて楽しい季節になってまいりました。
紅葉を求めて遠征に出かけるのも、涼しい季節に険しい山へ出かけるのもいいですが、
身近な山で低山を楽しむのも、涼しくなった季節だからこそ楽しみやすくなりました。
本日は、個人的な主観を含めて低山のハイキングの魅力をご紹介させていただきます。
これから登山やハイキング、アウトドアを楽しまれる方に少しでも参考になれば幸いでございます。
低山ハイキングとは
正しい低山の定義と言われても難しいものがありますが、「日本百低山」という書籍が人気なほど、「低山」という言葉も楽しみ方も定着してきていると思います。
日本百低山という書籍では、"標高1500メートル以下の名山100プラス1"という形で紹介されていますが、九州は標高の高い山自体が多くありませんので、私は「近くにある親しみやすく、標高の低い山や里山」というくらいのイメージを持っています。
もちろん低山と言えども、山には違いありません。
地図やGPS(GPSアプリ)、緊急時の装備等は当然持ってることが大切ですが、今回はそれを前提に低山の個人的な楽しみ方を、少しご紹介できればと思います。
宮崎市周辺では、釈迦ヶ岳や双石山、他にも多くの身近な山がありますが
今回は、先日お客様とご一緒させていただいた、宮崎県国富町の山「釈迦ヶ岳」を元に書かせていただきます。
項目によっては、その時の気候や季節、時間等によって異なるものがありますので、予めご了承ください。
低山ハイクでは「ゆとりを持って」行動ができます
遠方の山や、往復の車移動だけで4-5時間となってしまうと前日の夜に移動して車中泊をしたり、朝早い時間から出かけて行動をする必要が出てきます。
もちろん、それはそれでワクワクして、楽しいことではありますが、身近な低山にハイキングに出かける際は、朝も余裕を持って行動が出来ます。
歩行時間も3-5時間程度の山が多く、常に時間を気にした行動等も必要がありません。(天候などを考慮しない場合)
そのため、余裕を持って色んなことを楽しむことができます。
低山ならではの風景
人の気配のない原生林等を歩くのも、とても気持ちがよく美しい自然に心が癒されます。
けれども、身近な低山は上の写真の様に手入れされた杉林等があったり、所々に人が手入れした景観を見ることが出来ます。
地域の方々がそこで働かれていたり、手入れをされていたり、地域の中にある低山ならではの面白さを垣間見ることもできます。
また、時間に余裕があるので、こうした周囲の景観を眺めながら、色々と想像して楽しむことも魅力かもしれません。
沢山の方々とすれ違いざまに挨拶をして、会話を楽しむことができます
これは低山に限ったことではありませんが、身近な低山や里山では、地元の方が運動のために頻繁に登られていたり、ちょっと運動不足解消のためにと軽装で息を切らしながら歩いている方、親子連れ。
私達でいえば、普段ご来店いただいているお客様。
色んな方とすれ違いに挨拶をかわし、ちょっと会話を楽しむことが出来ます。
頻繁に出かけていれば、いつしか顔見知りが出来て、嬉しい気持ちにもなります。
身近な植物を楽しんでみる
そうした物を眺めながら、カメラを持って撮影を楽しんでみるのもまた面白いものです。
森林浴を楽しむ
暑い夏のシーズンの低山は、蒸し暑かったり虫が多かったりと敬遠される方もいらっしゃいますが、涼しくなれば日蔭の中をのんびりと歩き、森林浴を楽しむことが出来ます。
遠くまで出かけていくには少し疲れているし、でも体を動かしたいし。
そんなときにも、とても最適なハイキングが楽しめます。
ゆっくりと食事休憩
せっかくゆとりある時間があれば、山頂や休憩場所で、一人でも友人とでも、ゆっくりと風景を楽しみながら食事休憩をとって、何気ない会話を楽しんでみるのもオススメです。
山頂で食事をして、珈琲を飲んで、ゆっくり休憩してから下山。という余裕も十分に生まれます。
帰宅前に買い物や食事の時間を作ることもできます
せっかく時間にゆとりがあるのであれば、下山してすぐに帰宅ではなく、周辺の美味しいお店や喫茶店・カフェなどに出向いて、下山後も楽しむことが出来ます。
友人や知人と出かけたのであれば、山で楽しんで、下山した後も楽しんで。
そんなゆとりが生まれます。
帰宅後の洗濯のゆとりも
朝から行動すれば、昼過ぎには自宅に戻ることが出来ます。
休日の大切なお仕事でもある、登山道具やウェアの洗濯、部屋の片づけなどにもゆとりが持てますので、夜には綺麗に片付いた家でゆっくりとすることができます。
釈迦ヶ岳周辺での個人的おすすめスポット
あゆの山水
宮崎県国富町の釈迦ヶ岳から車で10分少々で行ける食事処ですが、ここでは「鮎の塩焼き、みそ焼き」「せごし」「鯉こく」などがセットになった定食をいつもいただいております。。。
美しい清流「綾北川」の近くで、お腹のすいた下山後のひと時にとても最適です。
この日も「お帰りなさーい」と明るくお声がけいただいて、美味しくいただいてまいりました。
釈迦ヶ岳周辺等に行かれた際は、お薦めです。
(鮎のシーズンは11月末までです)
冬には獅子鍋もいただけます。
フクトミファームガーデンアヤ
釈迦ヶ岳から車で同じく10分少々で到着する綾町の田んぼの中にある人気スポットで、米粉を材料としたケーキやパンを、美しくのどかな風景を楽しみながら堪能することが出来ます。
ここの米粉パンやお菓子は、帰宅後のお土産にも最適です。
下山後に、甘いスイーツと冷たい珈琲で、景色を楽しみながらクールダウン。なんてときにとてもオススメです。
ここには書ききれませんが、他にもオススメスポットは沢山ありますので気になる方は、いつでもご相談ください(笑)
高く険しい山も楽しく魅力的ですし、低くて身近な山もまた魅力的です。
山一つとっても、色んな魅力があって、色んな楽しみ方があります。
是非、皆さまも色んな山の楽しみ方を試してみませんか。
宮崎の方は、身近な低山のお誘いも、いつでもお待ちしております!