皆さんこんにちは。宮崎店の濱口です。
いつもシェルパのホームページをご来店頂き誠にありがとうございます。

日に日に暖かさも増し、春からすっかり夏の装いになってきましたね。
今年は例年と比較すると、草花の開花の時期が早く今後見ごろを迎える
ミヤマキリシマも山によっては1週間ほど早いと言われています。

さて今回は、もう間もなく来る「梅雨」についての装備、
登山には欠かせない必須アイテムでもあるレインウェアの重要性や選ぶポイントなど
についてご案内致します。様々な種類や素材を使ったレインウェアは各メーカより
リリースされいますので、梅雨に向けてレインウェアの購入を考えていらっしゃる方も
新しい物に買い替えを検討されている方も是非、ご参考にして頂ければ幸いです。

レインウェアは雨の時に着るだけの物と思っている方も多いかと思いますが雨の時以外でも
着用する事が多く、例えば寒い時の防寒着の代わりとして、風や雨など急な悪天候から身を守る際の
ウィンドシェルの代わりとしても使う事ができるとっても便利なアイテムになります。

登山中の急な気候変化や気温変化など、万が一の不測の事態に対応するレインウェアは
登山道具の中でもしっかりとした機能性を持った物を選びましょう。

レインウェアに求められる機能として「防水性」「透湿性」「快適性」はとっても重要なポイントです。
店頭に並べてあるレインウェアを見ただけでは分から無い点も多いと思いますので
実際に手で触れて見たり、着用する事でそれぞれの着心地や質感、重い軽い、価格帯も
含めて自分に合った一枚を選ばれるといいと思います。
初めて購入を検討される方は着心地などは着用する事で分かりますが、機能性や防水透湿の細かな数値などは
お店のスタッフに聞いてみると詳しく教えてくれますので気兼ねなく聞いて下さい。

レインウェアにはポンチョ型のタイプの物と上下セパレートに分かれているタイプの物があります。
ポンチョ型やコート型のようなレインウェアだと、登山中や稜線上で雨風が強い時などは動きづらく、雨が風に乗って下からも吹き上げウェアの内部に直接入りこむ場合があります。

また、風が当たる余分な面積がある事でバタついたり煽られバランスを崩したり転倒したりする原因になったりしますので上下で分かれているセパレートタイプを選ぶことが基本になります。

レインウェアを選ぶ際に、何を基準に選んだら良いのか？

前置きでもご紹介しましたがレインウェアに求められる機能として「防水性」「透湿性」「快適性」は、登山を安全に行う為には欠かせない機能になり、急な天候変化にもしっかり対応するゴアテックスを使用したレインウェアを選ばれるのが一番お勧めです。

ゴアテックスはレインウェアや登山靴などに使用されている素材で、「レインウェア=ゴアテックス」と言われる程、最も信頼されている素材と言われております。

目には見えませんが小さな無数の穴がいくつも空いており水は通さないが、内部の蒸れや水蒸気は通すことで雨や風からは身を守り、内部に溜まった湿気は外へ放出する事で汗冷えや体温低下などから体を守る高機能の防水透湿素材になります。

ゴアテックスは非常に薄い素材なのでレインウェアの軽量化にも繋がり、少しでも荷物を軽くしたい方にはお勧めでございます。

日本を代表するアウトドア、登山メーカのモンベルよりリリースさているゴアテックスを使用したストームクルーザーは機能性、着心地、軽量、コンパクト性に優れた人気の高いレインウェアになります。

新素材のGORE-TEX C-KNITバッカーテクノロジーを採用することで従来の製品より軽量化に成功し、透湿性もさらに向上されました。ジャケットもパンツも肘、膝の曲げ伸ばしをスムーズに行えるように立体裁断で設計され、レインウェアとは思えないほどのしなやかさ、そしてその軽さ！

一日の行動中、ずっと着用していてもストレスを感じさせないように設計されています。
レインウェアを着ているというよりウィンドシェルを着ているような感覚です。
細部に渡るまで細かな作りと徹底した防水、撥水処理を施し着たり脱いだりもしやすいく軽量でコンパクトに収納が可能になりました。

レインウェアは着ている時間よりも持ち運んでいる時間が圧倒的に長いので出来るだけ
小さく、軽くして持ち運びができることは少しでも装備を軽くしたい方にピッタリのレインです。

これから梅雨、夏の蒸し暑い季節になり雨が降れば暑くてもレインウェアを着る場面はたくさんあります。
湿気や蒸れを外へ放出しる透湿性や、汗をかいても内部がべとつかない着心地のよさは登山を快適に楽しむ大きなポイントになります。

ゴアテックス以外にも各メーカのオリジナルの防水透湿素材を使ったレインウェアが様々リリースされていますので
機能性は勿論大事ですが、自分好みデザインやカラーも選ぶ重要なポイントになりますので自分に一番合った一枚を選んで下さい。

九州は地域がら森林地帯が多く蒸し暑く春や秋といった比較的に涼しい時期であっても、汗をかいたりウェア内部に熱が滞留し蒸れが汗冷えなどを起こす事もあります。

機能性の高いレインウェアを選べば、動きやすさや透湿効果でウェア内部をドライに保ってくれますので暑い時でも快適に登山を楽しむ事ができますよ！

清原が雨具を選ぶポイントは！
雨具をご購入されるとき、「サイズ」はこだわって貰いたい要素です。

まずはそで・みごろ・すその長さを見てみましょう。
腕を上げ下げしたり足を曲げた時にずり上がって下に着ているウェアが露出してしまうものはNGです。

雨具は一年中着る物ですから、今の時期はTシャツ一枚で着ることが多いのですが、標高が高い山ではフリースなどの中間着の上から羽織ることもよくあります。

夏だからと言って薄着で合わせずに、一枚着ていても着ることが出来るサイズを選びましょう。

意外と大事なのがフードです。フードのサイズがあまりに小さいもの調整できないものは視界を妨げてしまいますので、頭全体を覆い隙間が出来ないように調節しましょう。

最近はヘルメット着用の山も増えています。
ヘルメットを着用した上からフードを被れるかもチェックしましょう。

6月8日(金)～24日(日)の期間でシェルパ全社でレインウェアのキャンペーンを行います。

梅雨の中でも快適に登山を楽しんで頂き、また7月から本格的な夏の登山、槍ヶ岳や穂高岳の日本アルプスの遠征登山が本格的に始まります。

急な天候変化にも対応し「濡れ」や「冷え」から体を守ってくれる高機能のレインウェアは心強い登山装備になります。
レインウェアについて分からない事やメンテナンスの方法などお気軽にお尋ね下さい。