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上高地から登る常念岳・蝶ヶ岳 from鹿児島

上高地から登る常念岳・蝶ヶ岳 from鹿児島

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ほんのり秋めいてきました!テント泊シーズンで台風情報に敏感な今日この頃。鹿児島店岩永です。

カッパ着て河童橋!

志武喜リーダーのもと、山深い稜線の道と、忘れられたように夏の花が残る蝶ヶ岳・常念岳を、上高地から一ノ沢へと歩いてきました。

初日は、上高地より蝶ヶ岳を目指します。
あいにくの雨で、カッパ着て河童橋をスタートです。ヘッドランプを初めて使う方もいらっしゃって、日が短くなるこれからにいいタイミングだったかと思います。
しかし!流石です。前日に、自称晴女が4名申し出ており、その効果でしょうか、雨は止んできました。

シダの繁る道を行くこと2時間半。明神分岐を過ぎ、カラフルなテントを横目に徳澤に到着しました。いよいよ徳澤園の裏から長塀尾根に取り付いて行きます。

雨上がって蝶ヶ岳!

常念と蝶ヶ岳は、北アルプスの「前山」を代表する山です。蝶ヶ岳は、たおやかな山。長塀尾根は、針葉樹の登り道。どこまでも続く雨上がりの森は、しっとりとしていて良いものです。きのこや木々に茂る苔がイキイキとしていました。

長塀山まで来ると、緩やかな坂道となります。アップダウンを繰り返しながら、草原と花が揺れる妖精の池に着きます。そこから白いガスに包まれながら、蝶ヶ岳にたどり着きました。

蝶ヶ岳からは、槍穂高方面は眺められませんでした。しかし日没後、黒い山のシルエットが蝶ヶ岳ヒュッテから見えました。槍、穂高の黒い山ぎわは幻想的で、写真では見られないものでした。行った人のみぞ見れる風景…

晴れて常念 景色残念!

2日目は、いよいよピラミダルな常念岳に向かいます。
横尾分岐を過ぎ、蝶槍を過ぎると長い下りですので、登り返します。季節外れのニッコウキスゲ、湿気を餌にしたホコリタケやモミタケも顔を見せてくれました。2592ピークをまたまた下ります。標高差300mを縫うように、白い花崗岩をまたまた登り返します。
皆さん「ヨイショ!」と昨日から何十回といったものか。 
花崗岩は滑りやすくストックが役に立ちました。
ついに常念岳山頂です。
狭い山頂に祠が祀られ、バックには…槍、穂高の稜線が!
見えませんでした…。
はちみつレモンをみんなでワイワイ食べたり、涸沢カールや山小屋を指差し語り合い、
雲に向かってフゥ~と息を吐きかけたりと、しばし待ちましたが残念ながら無理でした。
赤い屋根の常念小屋が待ってます。またまた下って2日目の行程を終えました。

丸太橋渡って一ノ沢!

3日目は、一ノ沢沿いを下るのみです。
昨日、常念で出会った方々が、2日前の一ノ沢は渡れない時間もあったとのことでした。志武喜リーダーは、それに対して、「大丈夫ですよ。私たちの必須装備品に水着は含まれてます。」と返答。笑いの渦でした。これまでの山行の思い出が脳裏を横切っていきます。水着の出番はなく、いくつかの丸太橋を渡り、池や祠を通り過ぎて無事下山できました。展望はなかったものの、時期外れの花や、きのこ達に励まされながらの山歩きでした。

九州を飛び出したなと感じたことがありました。それは「熊対策」です。
この辺りで、熊が見られたとの情報が入っていると貼り紙を見ました。来る人来る人、熊鈴の音色と共にやってきて、通り過ぎて行きます。ある意味、常念坊がやってくるみたいで風情がありましたが、山の大きさと深さがこの音色から感じれました。

今回ご参加の皆さんと一緒に五感を使って山を楽しんで参りました。
皆さんの笑顔に感謝です。
ご参加いただきましてありがとうございます。

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